先日(8/31)、積聚会事務局にて横山季之先生による第5回目の基礎2講習会が行われました。
今回は、
①陰の病症(運動器疾患・内科疾患)の指標と補助治療
②鳩杞の灸(実技)
について学びました。
講義では、陰の病症(運動器・内科疾患)の指標と補助治療を学びました。
病症を意識した指標を前以て把握しておくと、やるべき方向性がクリアになり易いので治療がスムーズにり、集中力も増します。また、それらの指標がどの様に変化していくかによって、補助治療での選穴する選択肢も変わってきます。
実技では、基本治療後に補助治療穴「鳩杞」の透熱灸を行いました。
まず骨盤周囲の骨格を把握するのですが、男女の違いの他、体型によって仙椎や仙腸関節を取るのが難しい人もいます。鳩杞穴の透熱灸は婦人科疾患で多壮灸をすることがありますが、身体が異常だと意外に耐えられるもので、気持ちいいとまで感じることも。(健康であったほうが良いに決まってますが)
今回は数壮やり、変化を診ていきました。患者役は痛い、熱いと言いながらも変化を体の感じてもらえたようです。
受講生の皆さんは基本治療につまずくことも無くなり、新しい指標が出てきても治療時間が格段と短くなりました!体が治療を覚えると、次の学びと疑問が更に増えると思います。楽しみです。
次回(10/21)の講習から後半に入ります。よろしくお願いします。
基礎2土曜日クラス助手 横井ひかり