北海道基礎1コース第8回報告 2019年9月15日

すっかり秋らしくなった北海道岩見沢市で、9月15日 北海道基礎1コース第8回が開催されました。

第8回目は「基本的な補助治療(季肋部下縁のツボ)」です。

補助治療の意義について、補助治療を含めた治療時間の考え方、基本治療を行いながら指標の変化に応じて補助治療を考慮していくポイントなど復習した後、「季肋部下縁のツボの治療」について季肋部下縁の範囲と意義、積に応じた患側の選穴と巨刺による治療穴の位置の取り方、季肋部下縁に対する鍼の当て方等を学びました。

実技では、季肋部下縁のツボの治療を行いながら、受講者に鍼の当て方・角度や積の確認要領等を説明しました。

その後、受講者は各ペアに分かれて治療を行いましたが、今回の鈴木先生からの課題は、基本治療(4穴)+手足の要穴(2穴)+季肋部下縁のツボ(2穴)合計8穴の治療を1時間以内というものでした。

ここまでくると、治療手順をしっかり覚えていること、無駄な動きがないよう治療準備をしっかりすることは前提の上で、基本治療中も指標や積の変化に応じて補助治療を考慮しながら、治療を進め、時間を効率的に使うことが必要になってきます。
今回はなかなか難しい課題であったかもしれませんが、残り2回、課題をクリアできるように頑張っていきましょう。
(佐藤隆史)