基礎1コース土曜追加クラス 第4回報告

基礎1土曜追加クラスの聴講生の桂田です。
7月2日(土)に第4回が行われました。

今回のテーマは腹診です。
これまでに腹部接触鍼や脈診の前に診ていた腹部の異状は「聚」。
それに対して脈調整の後に診る腹部の異状が「積」。
合わせて「積聚」、いよいよ積聚治療の核心です。
ファイル 2016-07-09 14 21 39

積を診る時に大事になってくるのは腹部の区分です。
講義で習った後に、実技でお互いのお腹に灸点ペンで線を引き、五領域に分けてみました。
色んな人の腹部を診てみると、各領域の大きさやバランスには個人差があることを体験できたのではないでしょうか?
実際の臨床では、患者さんのお腹に線を書くのはなかなか難しいと思います。
こういう講習会など練習の場を有効活用して覚えてしまうのが大事ですね。ファイル 2016-07-09 14 20 35ファイル 2016-07-09 14 22 08

最後に、見つけた積の優先順位によって証を決めるという説明がありました。
腹証はこのあとの手順にも関わってくるので、決め方はしっかり復習しておくと良いかもしれませんね。
肝虚証・肺虚証の部分でテキストの修正があったので、そこもお忘れなく。

次回7月16日の講義後には基礎2土曜クラスと合同で暑気払いが開催されます。
そちらもお楽しみに!