易経入門講座 第1回報告

4月9日(土)に易経入門講座の第1回目の講習がオンラインで行われました。

2022年度初回である今回は易の歴史と考え方の紹介でした。
易は甲骨文にも原形が見られるくらい古く、かなり長い歴史を持っています。
二千何百年の歴史の中で、祭祀・科学・哲学など様々な分野で使われてきました。
そのために易の本を読んでみても、どの時代・分野について取り上げているか認識していないと混乱してしまいます。
易を勉強する前に全体像を把握しておいた方が、ということで易の総論のような話でした。

易について複数分野にまたがって網羅している資料は中々ないので、実は貴重な講義内容でした。
ただ、易・各種東洋哲学・東洋医学の用語もたくさん出てきたため、初参加の方には難しく思えたかもしれません。
しかし、これから講習を重ねて、占いなどで実際に易に触れていけば段々と馴染んでいくことと思います。
来年3月にノートを見返せば理解が深まるかもしれませんね。
再受講の方にも良い復習となったのではないでしょうか?

今年も易経入門講座はオンライン形式が主体となって開催されるそうです。
お互いの顔を合わす機会がなく難しい部分もありますが、1年間よろしくお願いします。