易経入門講座 第1回

4月11日(土)に易経入門講座が行われました。
2015年度の第1回となります。
講師は今年度も藤原典往先生です。

まずは毎年恒例の自己紹介からです。
何年目かの人、今年度が初めての人、遠くから参加している人、今年も様々な人がいるようです。

その後は早速講習の始 まりです。
易は東洋医学より古いためボリュームが多く、また原理・考え方が具体的でないために、学ぶには時間がかかります。
そのためにはまず占いで易の原理になじみ、そこから臨床に繋げていくという方針が示されました。

index伝統医学には背景となる文化が必ずあり、東洋医学の背景には儒教ということでした。
『易経』は儒教の経典です。
そういった文化的な部分を含め、中国や日本の易の歴史の話でした。

易には太極と陰陽という要素があります。
また「簡易」「不易」「変易」という3つの側面があるそうです。
太極もまた基準・中庸・全体という3つの働きで説明されました。1

八卦に当てはまる記号とイメージの話もありました。
それを踏まえてみんなで八卦それぞれにあてはまる道具を考えて発表しました。ちなみに各卦2個ずつくらい道具を考えてくるのが次回までの宿題となります。

易占に使う筮竹などは6月から使うとのことです。
お持ちでない方はそれまでご用意をお願いします。