基礎1土曜日クラス 第4回報告 その

基礎1土曜クラス聴講助手の石原です。

6月27日(土)に基礎1土曜クラスの第4回が開催されました。
今回の内容は、積と聚についてと腹証の決定についてです。

腹証は積聚治療で治療する際、背部兪穴の治療方針を決める重要な指標です。

今回もスライドを使いながら分かり易く説明されていました。

まずは積と聚についてです。
積⇒腹部の異常が腹部接触鍼、脈調整後に残ったもの
聚⇒腹部の異常が腹部接触鍼、脈調整後に消えたもの
ここで重要なことは、しっかりと腹部接触鍼と脈調整ができていないと聚が消えず積だらけになってしまうということです。前回までの実技が大事になってきます。

腹証については、動積(P)、牢積(H)、痛積(M)についての説明がありました。カルテを書く際に必要になってきますのでどのような状態だと+3になるなどしっかり覚えましょう。

区分については、まずスライドで説明をされてからデモで実際のお腹に灸点ペンで線を引いて説明をされました。

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実技では、まず腹部の区分を行い先生に確認をしてもらいその後交代して色んな方の腹部を見てもらいました。
西洋医学的な治療をメインでされている方などはここまでしっかりとお腹を触ることが少ないと思います。積聚治療では腹部の指標を大事にしていることから、しっかりとお腹を触ります。普段なかなかお腹を触ることが少ない受講生は、季肋部の大きさ・剣状突起が触りやすい人触りにくい人など人それぞれ違いを感じてとてもびっくりされていました。

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区分の練習も兼ねて身近な方のお腹を触らせてもらいましょう!!

講習会が終わってからは、先日お誕生日を迎えられた小幡先生のお祝いを受講生みなさんでお祝いしました!!アットホームな基礎1土曜日クラスです。

基本1土曜クラス 聴講助手 石原