こんにちは!聴講助手の佐藤です。昨日7月5日(日)、横山季之先生による、基礎1東京日曜クラス4回目の講義が行われました。
前回の講義から約一ヶ月ぶりとなるため、まずはスライドによる徹底した復習からスタートです。
ただしここでは前回の復習だけではなく、別の切り口からの説明や新しい内容も行いました。
具体的には前回の「脈診」の講義では脈が「強いか・弱いか」の確認のみでしたが、今回はもっと細かく「+3〜+1」や「―3〜―1」として説明されました。
そして今回の講義のメインとなる「腹証」についてです
ここで先生が一番強調されていたのは、積聚治療における腹証の意義や目的でした。
例えば「肝虚証」とは、肝臓や肝が悪いのではなく、あくまでも「精気の虚」としての反応がお腹に現れているだけで、次の治療手順である「背部治療の治療方針」を決めていることが強調されました。
その後は腹部の区分けを、実際にペンを用いて説明が行われました。
そしていよいよは実技練習です。今年度の基礎1は全部で10回の講義が行われますが、受講生の皆さんにはこの期間内に積聚治療の内容を理解してもらうのはもちろんのこと、基礎実技もしっかり身に付けていただけなくてはなりません。
そのため少しでも実技が上達してもらうために、1人につき約1時間の練習時間が設けられました。その限られた練習時間内に各自、先生に講義の中で生まれた疑問を質問したり、練習して来た実技を先生にチェックしてもらいました。 実技上達のためには、特にこの「練習」と「先生によるチェック」繰り返しが一番上達の近道となると思います。ですからこの講習会の前に、各自しっかり練習して来て、その練習して来た内容を先生にチェックしてもらう場にして欲しいと思います。
☆そんな練習時間内に初めてSJ銀鍼による、委中刺入が出来た受講生がいました。☆ 人生初のようでしたので、記念撮影です(笑)
次回は1週間後の7月12日(日)です。
実は今年度の日曜コースの7月は、今回の講義を入れて3回講習会があります。
是非この機会に知識も技術もレベルアップされることを期待しております。
基礎1日曜クラス聴講助手 佐藤