基礎1東京日曜クラス第9回報告 その2

こんちは、聴講助手の佐藤です!
11月8日の日曜日、東京はあいにくの雨でしたが、9回目の講義が行われました。今回の講義のメインは、「鍉鍼」(テイシン)です!
「鍉鍼」とは古代九鍼の一つで、刺さない鍼に分類され他の鍼灸治療では、小児に用いたりしますが、積聚会では大人の患者さんや、用いる施術者の技量によっては重篤な患者さんにも使用しています。teishin01ginteishin01会独自の鍼を使用。ステンレスと銀の2種類がありますが、両方ともに半永久的に使用可能です。http://shakuju.com/saleそのため道具として手に馴染ませるために、「普段から持って遊ぶ」という先生の言葉が印象的でした。
「鍉鍼」の基本として、先生による構え方のチェックが行われました。
「鍉鍼」は毫鍼と異なり、鍼を摩り下ろしても人体に刺さりません。
ですから摩り下ろし動作よりも、刺手を保持する姿勢が重要ということで、先生に実際に「鍉鍼」を皮膚に当ててもらい受講生各自、先生の「鍉鍼」の圧加減を体験してもらいました。DSC02417その他、応用として円鍼としての用い方なども先生は紹介されました。

そして最後は、今までの講習会で習った過程を毫鍼ではなく、「鍉鍼」によるお互いの治療です。刺さなくても、身体が変化する様に受講生の皆さんは大変驚かれているように感じました。DSC02420DSC02433
次回は1週間後の11月15日(日)、今年度の基礎1講義の最終回となります。

基礎1日曜クラス聴講助手 佐藤