易経入門講座 第4回

7月17日(土)に易経入門講座の第4回目が行われました。
今回は各自が筮竹などの道具を用意して、いよいよ易占を行いました。

積聚会では、東洋医学の文化的背景として易の哲学を重要視しています。
しかし、元を辿れば占いとして易は誕生しました。
そこで、この講座では哲学部分と並行して占いも体験・学習しています。

易占の方法は時代ごとにいくつか存在しています。
その中でも『易経』の記載を基にしている本筮法に挑戦しました。
手順も読み方も複雑ではありますが、易の理論に触れることができるやり方です。

占う目的の決め方や情報整理、出た卦の読み方の説明があった後は実際に筮竹を使って本筮法を行いました。
前述の通り複雑なやり方であるため、慣れない人では数十分かかります。
オンラインでわかりにくい部分もあったものの、受講生の皆さんは黙々と取り組んでいました。

本講座では毎年恒例で年末に翌年の運勢を占います。
その際にまた本筮法を行うので、受講生の方は復習をかねて何度か占ってみて下さいね。
今年度初参加の方は結果を先生にメールするのをお忘れなく!