久しぶりに『老子』を読んでみた・・・・。
「天下皆美の美たるを知る、これ悪のみ。皆善の善たるを知る、これ不善のみ。
故に有と無と相い生じ、難と易と相い成り、長と短と相い形われ、
高と下と相い傾き、音と声と相い和し、前と後と相い随う。
これを以て聖人は無為の事に処おり、不言の教えを行う。
萬物ここに作るも而も辞せず、生ずるも而も有とせず、
為すも而も恃まず、功成るも而も居らず。
夫れ唯居らず、是を以て去らず。」
書き下し文なのでちょっと読み辛いかも知れませんが、『易』の発想法がよく出ていると思いませんか?皆さんならどう読み解きますか。
『積聚治療』2.疾病観の基礎(P15~37)のところに「陰陽」と「太極」のことが書かれています。これを参考に読み比べてみてくだい。
また書き込みますのでそれまでに考えておいて下さいね。