『老子』 その1

久しぶりに『老子』を読んでみた・・・・。

 

「天下皆美の美たるを知る、これ悪のみ。皆善の善たるを知る、これ不善のみ。

故に有と無と相い生じ、難と易と相い成り、長と短と相い形われ、

高と下と相い傾き、音と声と相い和し、前と後と相い随う。

これを以て聖人は無為の事に処おり、不言の教えを行う。

萬物ここに作るも而も辞せず、生ずるも而も有とせず、

為すも而も恃まず、功成るも而も居らず。

夫れ唯居らず、是を以て去らず。」

 

書き下し文なのでちょっと読み辛いかも知れませんが、『易』の発想法がよく出ていると思いませんか?皆さんならどう読み解きますか。

『積聚治療』2.疾病観の基礎(P1537)のところに「陰陽」と「太極」のことが書かれています。これを参考に読み比べてみてくだい。

また書き込みますのでそれまでに考えておいて下さいね。

 

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